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半地下備忘録

たつさんの日記的ななにか。

『伝わっているか』

読書

先月の母の日セールでFire タブレット 8GB、ブラックを買って、オーナーライブラリでなんか読もうとググった結果、思っていたよりもオーナーライブラリって充実してないっぽい…。そんな中で割とおすすめされている『伝わっているか』を読んでみた。

コピーライターの小西さんの作り上げた、「伝わる言葉」のつくり方、使い方、考え方など、「伝わるメソッド」が紹介されている。

あらすじ

東京のとある商店街にある、昔ながらのスナック「いるか」。父の後を継いだ店長のももこ(♂本名:桃太郎)は悩んでいた。「このままでは店を閉めなきゃいけない」。不景気の煽りを受けて店は傾いていた。ため息をついていた矢先、イルカが突然現れる。「伝わっているか?」。コミュニケーションに長けたイルカは「相手のしてほしいことを想像するのがコミュニケーションには大切」と諭し、ももこの悩みを解決。以来、スナックには悩みを抱えた人々が訪れるようになる。
「美人と合コンしたい」「夫と仲良くしたい」「商品を売りたい」「いくら考えてもいいアイデアが出ない」彼らの悩みを解決するイルカはいったい何者なのか? 全10話収録。

伝わっているか?

紹介といっても堅苦しい説明などはなくて、対話形式で「伝えるメソッド」が紹介される。舞台は、オネエの店長「ももこ」が店長を務める、潰れかけのスナック。そこにコミュニケーションの達人の「イルカ」が客として訪れて、「伝わっているか?」と質問しながら、ももこの相談に乗り、伝わるメソッドを交えながら店で人気のなかったナポリタンを人気商品にする。


イルカはももこのほかにも、サラリーマンや、商店街副会長、役場の観光課長など、スナックにやってくる客の相談に乗りながら伝わるメソッドを紹介していく。以下の10話(+おまけ)の話で20のメソッドが紹介される。

第一章:伝わる言葉のメソッド
第一話:人気のなかったナポリタンが、たった一日で人気商品になった理由とは?
第二話:ブサイクな男ふたりが、会社一の美人と合コンできた理由とは?
第三話:商店街の不法投棄ゴミが、たった一晩でなくなった理由とは
第二章:伝わる仕事のメソッド 第四話:何もない過疎の村に、突如観光客が押し寄せた理由とは?
第五話:ダメ社員のアイデアが、いきなり褒められるようになった理由とは?
第六話:お金を一円も使わずに、新商品が飛ぶように売れた理由とは?
第三章:伝わる考え方のメソッド
第七話:離婚寸前の夫婦が仲睦まじい夫婦になった理由とは?
第八話:嫌われ者だった部長が、部下に慕われる憧れの上司になれた理由とは?
第九話:潰れかけたゲイバーが、大繁盛した理由とは?
最終章:伝わる心構えのメソッド
第十話:考えるのが苦手だったももこが、がんばって考えるようになった理由とは?

読んだ感想など

イルカと悩みを抱えている人の対話形式になっているおかげですらすら読め、そのなかでメソッドも例が挙げられながら解説されるので理解しやすい。各章がほどよい長さなので通勤中にささっと読むのにちょうど良かった。

本誌で紹介されている「選ばれてマス」なんかは電車の中に掲示されている広告なんかにもよく使われているし、この本のサイトにもばっちり使われてた。たしかにランキング1位とか、n万部突破とか書かれていると、つい手に取っちゃうよね。

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こういう本を読んだあとは、自分でコピーを考えるときにメソッドを使うだけじゃなくて、CMとか広告、チラシなんかを見渡して、「これはあのメソッドが使われるな」なんて心のなかでほくそ笑むのが楽しいと思うます。読みやすくて分かりやすくて、なかなかオススメできる1冊でした。

伝わっているか?

伝わっているか?